2024年08月01日

今日の勉強「デジタル終活」について

 デジタル遺品とは、パソコンやスマホ等の中に保存されているデータやインターネットサービスのアカウント等を言います。サイトにログインするためには、IDとパスワードが必要ですよね。
 デジタル終活では、家族間でのパスワードの共有が重要です。パスワードがわかればパソコンやスマホを開くことができます。
 一人暮らしであれば、緊急時の情報と一緒に冷蔵庫の扉に貼っておくのはいかがでしょう。
*パスワードを直接知られたくない場合は、「○○の誕生日」とか「○○の車番」とか合言葉とするのもいいですね。
 ネット預金やネット証券をお持ちなら、取引しているネット金融機関名を書いておきます。残高や口座番号等は不要です。
 パソコンやスマホのデータは、確認してほしいものだけを伝え、他はそのまま削除してほしい場合、エンデイングノートにその旨書いておくのもお勧めですよ。

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ある夏の出来事

 毎日暑い日が続きます。年齢とコロナのせいで、外遊びが減ってきたこの頃、昔が懐かしく思い出されます。回想法は認知症予防にもいいそうですから。
 過去の記憶で定かでないことばかりですが、皆さんで埋め合わせていただければと書いてみました。昔はよくのど自慢大会がありました。一つは、御厨駅通りの忠霊塔の広場であったのど自慢大会。ブルーシートやゴザが敷かれ、灯篭が飾られた。屋台で飲み物やアイスを食べながら、みんなで楽しみました。
 次は、地元木場地区の運動場で行われたのど自慢大会。のど自慢の終わる頃、志佐(と思う)の打ち上げ花火を運動場から見た。翌16日は、田代小学校区のソフトボール・バレーボール大会。早朝からみんなでおにぎりを作り、選手として出場し、家族みんなで応援した。打ち上げのビールが美味かった。
 三つ目は、江迎千灯籠祭りのときに、寿福寺の境内だったか、その付近だったかで催されたのど自慢大会。それが終わると、通りに下りて、縁日の出店の前を行ったり来たり、花火までの時間を楽しんだ。当時、橋の上はぎゅうぎゅうの人だかり。首を真上に向け、天空の花火を楽しんだ。
 花火では、志佐川沿いにある兄の家のベランダで、頭上から降ってくる火の粉が強烈だった。そしてやはり恒例のロケット花火の音。15日の送り提灯を灯す時刻に近所から聞こえてくるロケット花火の「パーン、パーン」という音。よそのお宅のロケット花火だが、長い年月の間に我が家の花火と化している。近所のご先祖さまが揃って「又 来年!」と言っているように聞こえる。
 花火、海水浴、キャンプ、カラオケ、盆踊りと夏の催しは賑やかである。しかし、最近は、少子高齢化とコロナの影響でひっそりとしている。そしてそれを言い訳にしている自分がいる。皆さんの夏は、いかがですか。

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2024年07月01日

笑門来福 オフライン版 第32号

 笑門来福 オフライン版 第32号です。
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今日の勉強「昭和五十七年七月二十三日 長崎大水害」

 当時の記事から。
 長崎市のこの年は、梅雨入り後ほとんど雨が降らず海洋気象台始まって以来の空梅雨であった。気象台では、水不足を心配し、七月二日と七日に少雨情報を発表した。十日から雨が降り出した雨は十一日まで続き、大雨洪水警報が発令されたが、24時間雨量は131・5ミリで予想より少なかった。十三日にも再び大雨洪水警報が発令、その雨量も47・5ミリと少なめ。十六日の3回目の大雨洪水警報も21ミリと少なかった。二十日に4回目の大雨洪水警報が発令され、243ミリの大雨を記録した。これまでの蓄積雨量は598ミリに達していた。二十一、二十二日には梅雨明けを思わせるような夏空が広がり、夏の到来を感じさせた。しかし、二十三日夕刻、長崎市とその周辺地域を記録的な集中豪雨が襲った。午後から降り出した雨は、午後10時までの3時間で300ミリを超えた。死者・行方不明者は299人。県内4500か所で土石流や土砂崩れが発生し、死者・行方不明者の9割近くが土砂災害の犠牲者となった。

 あれから42年を迎える。実はこの日は、夫との初デートの日だった。仕事帰りにはまだそれほどの雨ではなかったが、ふり止まない雨、だんだんひどくなる雨に、家の様子が心配と早めに帰ることにした。
 こんな大災害になろうとは、その時には思いもしなかった。半世紀を過ぎても、自然災害は収まるところを知らない。
 今年の梅雨は、入りが遅く明けが早い。雨量は平年並みかそれ以上で短期集中型とのこと。事前の対策をお願いします。

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「 今年、昭和何年? 」

 私は、昭和三十六年生まれの63歳。本当にそうかと確かめる。昭和は六十四年一月七日までなので63から36をひいて27年。平成は三十一年四月三十日までで31年。令和二年から数えて5年。合計すると63年になる。
 毎年同じ計算をしながら、「今年は昭和何年?」とひとり呟く。すると傍で「今年は昭和九十九年だよ」と答えてくれる人がいる。99ひく36は63歳(簡単)この人も昭和派だと安心する。西暦で計算してもよいのだが、四桁の引き算はしんどい。
 孫に年を聞かれると、5歳年上の夫に「おじいちゃん何歳?」「68歳」のやりとりの後、「おばあちゃんは63歳」と明るく答える。
 最近は、令和の元号と併記して、西暦や昭和、平成まで書かれているカレンダーもあるようだ。カレンダー屋さんに感謝です。

 元号と言えば、本棚から、昭和四十三年に発刊された「松浦市老ク連だより、明治百年記念号」を見つけました。川口栄一会長の発刊の言葉の一節に、こう書いてありました。
「・・・我々目下の会員は、この明治の後半期に生を受け、戦勝に酔い敗戦に泣かされ、所謂波乱万丈の央に成長しましたので、明治は心のふるさとであり、明治を思う念慮は一段と忘れがたく感慨無量のものがあります。本年は、明治元年より百年を算しますので、会員各人それぞれの明治の想いでを収録して、明治百年記念号を発刊し以って、大方の座右に供します。・・・」
 川口会長は明治に、私は昭和に感慨深さを感じる。戦争経験がない私には想像できないが、家族を守るため懸命に生きてきた諸先輩方に心から敬意を表します。明治も昭和も通り越し、令和の時代になっても、私は昭和が好きである。これからの人生も、昭和くさく生きていきたい。
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