2023年05月01日

春のたより

 先日、旅先で、高齢のお母様と息子さんの二人旅と出会いました。息子さんは、とても甲斐甲斐しくお世話をされ、周囲への気遣いも素敵な方でした。いいなと思ったら、なぜか息子になった気分で、こんなやりとり想像してみました。
前略 父さん、お元気ですか。最近は、無沙汰をしてすみません。
こちらは、みんな元気です。長女の〇〇も、今年から中学生です。まだ、制服が少しダブついているけど、そのうち丁度良くなるでしょう。
ところで、携帯使うようになりましたか。顔を見て話せる時代です。
今度帰ったら、LINEの使い方教えますね。ま、たまには手紙もいいけどね。
こちらに来て、もうすぐ5年です。今、丁度、桜がさいています。
周りの山々にはまだ雪が残っています。今度、母さんと遊びに来てください。
コロナも落ち着いてきたので、今年の夏休みにはみんなで帰ります。
これから田んぼで忙しくなるね。手伝えなくてごめん。二人とも無理しないで、頑張ってください。ばあちゃんにもよろしく伝えてください。
〇〇より

 お父さん、こんな手紙来たら嬉しいですね。せっかくなので、ついでに「返事」も、想像してみました。いつか本物、書いて送ってくださいね。
○○へ。みんな元気な様子で何より、こっちも元気にしてるよ。
そうか、今桜か。そのうち、母さんと出かけて来ようかな。
子どもたちも大きくなっただろう。夏には帰れそうなら、母さんが喜ぶよ。
ばあちゃんも今のとこ元気だ。こっちは大丈夫だから。じゃあ又な。
父より

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2023年04月01日

笑門来福 オフライン版 第17号

 笑門来福 オフライン版 第17号です。

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❀春爛漫❀

 いつも、「笑門来福」ご拝読頂き、ありがとうございます。
 ”笑う門には福来る” このご縁で、一人で抱えている心配や困りごとがあれば、一緒に考えさせてください。 秘密は厳守します。
 社会福祉協議会、万年青荘の事務室にお声かけください。

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今日の勉強 「インクルーシブ教育」について

 先日の新聞に、昨年四月に文部科学省が「特別支援学級の障害児が通常学級で学ぶ時間を週の授業の半分以下とするように」との通知を発出し、それに基づいて三十一都道県が市町村教育委員会に要請を行い、教育現場は混乱していると載っていた。
 文部科学省が推進している 「インクルーシブ教育」とは、障害のある人と障害のない人が共に学ぶ仕組みのことであり、その目的は、「人間の多様性の尊重等の強化」と「障害者が精神的及び身体的な能力等を可能な最大限度まで発達させ、自由な社会に効果的に参加することを可能とする」としている。
 一方、世界ユネスコは「障害のある子どものみでなく、全ての子どもたちにとって学べる教育を目指していく。既存の教育システムに合わせるのではなく、教育システム自体を子どもたちに合わせて変えていく。」 と定義している。
 文科省は、従来、障害児が通常学級で学ぶことを推奨してきたが、一部の自治体で、通常学級で過ごす時間が大半を占め、支援学級で障害の状態等に応じた指導を受けられていない事例があることから、特別支援学級での授業が半分以上必要でない児童は通常学級に在籍させ、特別支援学級の在籍者の範囲 そこでの授業が半分以上必要な子どもに限るとした。
 何のため、誰のための仕組みづくりなのか、あらためて考えてみたい。

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松浦 松浦 わが母校

 三月一日、長崎県立松浦高等学校の第五十九回卒業証書授与式に出席しました。三年ぶりに卒業生、在校生、保護者、来賓が揃い、卒業生の名前を読み上げる先生、答辞を読む卒業生、卒業生一人一人に花束を贈る在校生、成長した我が子を見守る保護者の皆様、どなたの目にも涙がいっぱいの素晴らしい式典でした。
 式典の終盤、吹奏楽部とともに校歌斉唱。私も卒業生として四十四年ぶりに校歌斉唱。同席した来賓の方々も、概ね半世紀前の自分たちを思い出しマスクながら斉唱された。松高校歌の最後の歌詞
 ・・松浦 松浦 わが母校 まーつーうーら・・ と伸ばす。 学生時代は感じなかったが、時とともに、この「まーつーうーら」に 母校への哀愁を感じる。
 四十五年前の校舎とは姿を異にしている。昔は、駐車場のところに 体育館があり、今の場所に一階建ての格技場があった。ちなみに私は 生物部で、柊の葉っぱでしおりを作り、不老山に蝶探しの散策。近くの川で食用カエルを捕まえ、解剖し、最後は網焼きで成仏していただいた記憶がよみがえる。(部室の棚の上には美酒と称する瓶があったような無かったような?)とりわけ思い出すのは、昼食時に、玄関横にやってくる横尾パン屋さんの調理パンの争奪戦である。 チャイムと同時に駆け下りて、順番を取る。冬は、ストーブで温めた牛乳が最高。
 学校の統廃合により新たな学校に新しい校歌が生まれる。子どもたちが成長し、同窓会の折には、母校の校歌を歌い、校舎や友達、先生方と過ごした日々を思い出してください。

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