2023年06月01日

今日の勉強「雲仙普賢岳祈りの日」

 平成二年、雲仙普賢岳が百九十八年ぶりに噴火し、平成三年六月三日の火砕流で、死者四十人、行方不明三人、という火山災害として極めて悲惨な災害となりました。
 噴火活動は、約四年半続き、島原市、深江町は度重なる土石流災害、火砕流災害に見舞われました。平成八年までの五年間に火砕流発生回数は九千四百三十二回、平成十二年までに土石流発生回数は六十二回、建物被害は、二千五百十一棟、被害額二千二百九十九億円です。
 当時、松浦市役所でも、多くの職員が被災地へ避難所支援、物資配達等の支援に行きました。派遣要請は順番でした。
 いつまで続くかわからない中、ずっと不安な気持ちだったのを今でも思い出します。幸いに順番が来る前に災害派遣は終了しました。災害が起こるたびに、多くの人が亡くなり、自然という強敵に勝てない悔しさがこみ上げます。               
 平成三年六月三日から三十二年がたちました。亡くなられた方々のご冥福を心からお祈りいたします。
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 これから梅雨の時期に入ります。梅雨前線が刺激され、線状降水帯があっという間に発生し、私達の頭上に現れます。
 私たちにできることは、早いうちの状況判断。どこに避難するか?家族との約束事は?防災カバンの中身の確認など。事前の備えをお願いします。 
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*平成二十六年の御嶽山噴火は、雲仙普賢岳以来、登山者五十八名死亡、行方不明五人で戦後最悪の火山災害と言われています。
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ほたる こい

 近くの川に、今年も蛍が飛び交っている。曲がりくねった道のように蛍の道が続いている。どんなに多くても、暗闇は明るくならず、蛍の光だけが無限に輝く。
 ところで、「ほたるこい」の全文を御存知ですか。

ほ ほ ほたるこい あっちのみずはにがいぞ 
こっちのみずはあまいぞ ほ ほ ほたるこい 
ほ ほ やまみちこい ほたるのおとさん かねもちだ
どうりでおしりが ぴかぴかだ ほ ほ やまみちこい
ひるまはくさばの つゆのかげ よるはぼんぼん たかじょうちん 
天ぢくあがりしたれば つんばくらにさらわれべ 
ほ ほ ほたるこい あっちのみずがにがいぞ 
ほ ほ ほたるこい こっちのみずはあまいぞ 
ほ ほ ほたるこい やまみちこい
あんどのひかりをちょとみてこい
ほ ほ ほたるこい
ほ ほ やまみちこい
ほ ほ ほ ほ ほ ほ

 「ほたるこい」は、蛍狩りの時に歌われる歌です。「蛍狩り」とは、捕まえる事ではなく、幻想的な光を放つ蛍の舞う姿を眺めること。ピカピカ光る蛍をこちらに呼び込むために誘いかけています。
 蛍の生涯の中で、きれいに光輝くのは二週間程度。雄は水辺を飛び回り、雌は葉や茎に止まって空を飛ぶ雄の発光に応えます。    
 短くも一生懸命輝くことで、素敵な伴侶をみつけ次の世代につなげていく。その儚さが切ないですね。
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2023年05月01日

笑門来福 オフライン版 第18号

 笑門来福 オフライン版 第18号です。

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「端午の節句」

 五月五日の「端午の節句」は、男の子の健やかな成長を祈願する日とされています。
 端午の節句に食べられるもので、「ちまき」と「かしわ餅」があります。あなたはどちら派ですか?
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今日の勉強 「終活と相続」について

 終活には、自分が亡くなった後、残された家族が困らないように生前整理をすることと、これからの人生をどう生きるか考えるという大事な意味があります。
 例えば、どこにも行かず、欲しい物も買わず、段差のある家に暮らして残したお金。亡くなった後、遺産相続の火種にならないとも限りません。
 一方、受取人を設定した生命保険は、相続財産の対象とならず、思う人にお金を残すことができます。家や土地、農地を受け継ぐ人やお嫁に行った人、分家や養子縁組をした人等相続人の立場も様々です。苦労を共にしてきた家族です。あなたの思いの伝え方は、あなた次第です。分けにくい物や、法定相続人以外に財産を残す場合は、遺言書を書いておきましょう。
 遺言書にはなりませんが、エンデイングノートでもあなたの気持ちを伝えられます。
 これからの人生を笑って過ごすかは、あなたの終活次第です。
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