2025年問題とは、「団塊の世代」と言われる八百万人全員が今年75歳以上となり、「超高齢化社会」を迎えます。その為、医療、介護、雇用、福祉等に深刻な影響を及ぼし、人材不足や後継者問題、社会保障費の増加等が予測されます。たとえば、高齢者の足として大事なバス、タクシーの運転手が不足し、バス路線の廃止や便数の減少も増えています。建設業や配送業に欠かせない大型トラックの運転手も不足しています。地方では、医師や看護師、介護従事者等も不足しており、介護事業所の廃止も増えてきました。高齢化により医療・介護、年金のニーズが高まり社会保障費は増加しています。
2025年を乗り越えるために私たちが取り組むことは、「何とかなる」ではなく、「何とかする」ということを意識して問題に向き合うことかもしれません。例えば、多様な働き方への柔軟な対応です。事業者が多様な働き方に対応することで、働き手も雇用者も助かる可能性があります。また、人材不足の解消法として、配膳ロボット、介護ロボット、セルフレジ等DX推進による業務効率化も検討してみましょう。地元業者の廃業にも「後継者が見つからない」という声があります。家業や跡継ぎという考えに固執せず、引き継ぎたいという第三者の声にも耳を傾けてみてはいかがでしょう。
2025年01月01日
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