ダブルケアとは、自分の子供の子育てと親の介護を一緒に行う状態のことです。
これまで二〇代から子育てが始まり、四〇代に入ってから親の介護が始まるといったイメージでしたが、近年は、第一子の出産年齢が三〇歳を超えており、四〇代には、仕事のキャリア形成、子育て、親の介護など人生のイベントが、同時期に重なる人が増加しています。
しかも、ダブルケアの状態は十年以上続く場合もあり、ダブルケアを行う人の精神的な負担は計り知れません。心身のストレスが大きくなると、「介護うつ」などの精神状態になってしまうこともあります。
対策として、子育てや介護が始まる前に、ダブルケアを想定した話し合いや、経済的な備えをしておくことが大切です。体力的、経済的、そして精神的負担を軽くするためには、介護と育児を共に支援できる地域づくりが必要です。
2022年07月01日
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