笑門来福 オフライン版 第43号です。
2025年06月01日
今日の勉強 「相撲のはなし」について
令和七年五月二十八日 大の里関の横綱昇進が決定。日本出身の横綱の誕生は8年ぶりとか。今回は、私のつたない相撲の知識をご紹介します。(そんなの常識という人もよろしくお付き合いください。)
行司には主に「木村姓」と「式守姓」の二つがあります。最後の取り組みの時、「行司は三十九代木村庄之助」とか「四十三代式守伊之助」とか聞きますよね。この名前は、それぞれの家系で代々受け継がれてきた最高位の行司名です。行司の最高峰が「木村庄之助」で、幕内最高位の力士が登場する結びの一番を裁く重責を担っています。
行司の階級も、力士といっしょで、序ノ口、序二段、三段目、幕下、十両、幕内、三役、立行司と八段階に分かれています。最高位の行司は「立行司(たてぎょうじ)」といい、現在二人の行司がいます。木村家と式守家の違いは、軍配(ぐんばい)の持ち方です。木村家は手のひらを下に向ける「陰の構え」、式守家は手のひらを上に向ける「陽の構え」」で軍配をとるそうです。(知らなかった!)
十枚目(十両)以上の力士は「関取」と呼ばれます。関取は相撲の階級ではなく、一人前の相撲取を指す言葉で、「名乗っただけで関所を通ることができる」ところからきているそうです。関取の数は、幕内四十二人、十両二十八人の合計七十人で、全力士のうち約一割しかなれないのだそうです。ますます応援したくなりますね。
次は七月名古屋場所です。新横綱大の里関、平戸海関 そして行司の皆さん、頑張ってください!
行司には主に「木村姓」と「式守姓」の二つがあります。最後の取り組みの時、「行司は三十九代木村庄之助」とか「四十三代式守伊之助」とか聞きますよね。この名前は、それぞれの家系で代々受け継がれてきた最高位の行司名です。行司の最高峰が「木村庄之助」で、幕内最高位の力士が登場する結びの一番を裁く重責を担っています。
行司の階級も、力士といっしょで、序ノ口、序二段、三段目、幕下、十両、幕内、三役、立行司と八段階に分かれています。最高位の行司は「立行司(たてぎょうじ)」といい、現在二人の行司がいます。木村家と式守家の違いは、軍配(ぐんばい)の持ち方です。木村家は手のひらを下に向ける「陰の構え」、式守家は手のひらを上に向ける「陽の構え」」で軍配をとるそうです。(知らなかった!)
十枚目(十両)以上の力士は「関取」と呼ばれます。関取は相撲の階級ではなく、一人前の相撲取を指す言葉で、「名乗っただけで関所を通ることができる」ところからきているそうです。関取の数は、幕内四十二人、十両二十八人の合計七十人で、全力士のうち約一割しかなれないのだそうです。ますます応援したくなりますね。
次は七月名古屋場所です。新横綱大の里関、平戸海関 そして行司の皆さん、頑張ってください!
梅干しの季節
梅雨到来。あなたは(つゆ)それとも(ばいう)のどっち派?
この時期に畳を入れ替えると青カビで大変だったことありませんか。拭いても取れないなんてことありましたよね。ある一説では、(ばいう)という呼び名は中国から伝わったとされています。この時期は雨が多く、カビが生えやすい時期であることから黴(かび)の雨と書いて黴雨(ばいう)と呼んでいたそうです。気が滅入りますね。それでこの時期に旬を迎える「梅」にちなんで、梅雨と書くようになったとか。
梅の力はすごいんです。「梅はその日の難逃れ」という言い伝えがあり朝出かける前に食べると、その日の難を逃れると言われています。疫病を祓い健康を願うため、旧暦の六月十六日にとれた梅の実で作った梅干しを、旅立ちの日に食べると災難を逃れると言われています。この梅干しを「嘉祥の梅(かじょうのうめ)」というそうです。ちなみに六月十六日は「和菓子の日」だそうです。これは、平安時代に疫病が流行した際、旧暦六月十六日(今年は七月十日)に神前に菓子を備えて祈願したそうで、それが江戸時代になってもつづき、明治維新以後は、新暦六月十六日を「和菓子の日」とされています。十六日にちなんで十六種類のお菓子を備えたり、みんなで食べて、厄除けや健康招福を祈願するのです。お菓子好きにはたまりませんね。
梅の話に戻って、青梅には、シアン化合物という天然毒素が含まれているそうで、そのまま食べるのに適していません。多量を摂取すると中毒症状を引き起こす可能性があるそうです。シアン化合物は、加工、熟成により分解されるので、梅干しや梅酒などにしてから食べましょう。
梅干しは毎年漬けるものと言われますが、その理由に経験を積んでより美味しい梅干しを作るためともいわれます。私の梅干しは塩辛かったり、すっぱすぎたり味が安定しません。経験不足ですね。人生と同じです。
経験をたくさん積んでおいしい梅干しをつくりましょう。
この時期に畳を入れ替えると青カビで大変だったことありませんか。拭いても取れないなんてことありましたよね。ある一説では、(ばいう)という呼び名は中国から伝わったとされています。この時期は雨が多く、カビが生えやすい時期であることから黴(かび)の雨と書いて黴雨(ばいう)と呼んでいたそうです。気が滅入りますね。それでこの時期に旬を迎える「梅」にちなんで、梅雨と書くようになったとか。
梅の力はすごいんです。「梅はその日の難逃れ」という言い伝えがあり朝出かける前に食べると、その日の難を逃れると言われています。疫病を祓い健康を願うため、旧暦の六月十六日にとれた梅の実で作った梅干しを、旅立ちの日に食べると災難を逃れると言われています。この梅干しを「嘉祥の梅(かじょうのうめ)」というそうです。ちなみに六月十六日は「和菓子の日」だそうです。これは、平安時代に疫病が流行した際、旧暦六月十六日(今年は七月十日)に神前に菓子を備えて祈願したそうで、それが江戸時代になってもつづき、明治維新以後は、新暦六月十六日を「和菓子の日」とされています。十六日にちなんで十六種類のお菓子を備えたり、みんなで食べて、厄除けや健康招福を祈願するのです。お菓子好きにはたまりませんね。
梅の話に戻って、青梅には、シアン化合物という天然毒素が含まれているそうで、そのまま食べるのに適していません。多量を摂取すると中毒症状を引き起こす可能性があるそうです。シアン化合物は、加工、熟成により分解されるので、梅干しや梅酒などにしてから食べましょう。
梅干しは毎年漬けるものと言われますが、その理由に経験を積んでより美味しい梅干しを作るためともいわれます。私の梅干しは塩辛かったり、すっぱすぎたり味が安定しません。経験不足ですね。人生と同じです。
経験をたくさん積んでおいしい梅干しをつくりましょう。