笑門来福 オフライン版 第40号です。
2025年03月01日
今日の勉強「かかりつけ医がいなかったら」
近年、在宅で最後を過ごしたいという人が増えています。
人が亡くなると、全員に死亡診断書が交付されると思いがちですが、中には死体検案書という人もおられます。死亡診断書と死体検案書の書式は同じですが、死亡診断書はかかりつけ医が書き、死体検案書は警察の医師が書きます。
例えば、
自宅で就寝中に亡くなった場合、家族はかかりつけ医に連絡します。医師は原則、患者を診療しないで診断書や検案書を交付することはありませんが、かかりつけ医であれば診療を継続中の患者がその疾患で亡くなった場合には、最後の診療から二十四時間以内であれば例外的に遺体を確認することなく死亡診断書を交付することができます。また、最終診察から二十四時間以上経過している場合には、改めて死後の診察を行い、死亡原因が診察中の疾患に関係するものと判断されれば死亡診断書が交付され、死亡届や通夜の準備を進めることができます。
では、かかりつけ医がいない場合はどうでしょうか。
まずは、救命措置が必要か確認して救急車を呼ぶか、すでに死亡が確認できる場合は、警察に連絡します。警察による事情聴取や現場検証、検視等が行われ、事件性がないと判断されれば死体検案書が交付されます。この場合、警察が来るまで亡くなった人の状態をそのままにしておく必要があります。入浴中の死亡でも、湯船から上げたり、服を着せる等動かしてはいけません。時間もかかりますし不安ですよね。
家族や自分自身のためにもかかりつけ医をもちましょう。
人が亡くなると、全員に死亡診断書が交付されると思いがちですが、中には死体検案書という人もおられます。死亡診断書と死体検案書の書式は同じですが、死亡診断書はかかりつけ医が書き、死体検案書は警察の医師が書きます。
例えば、
自宅で就寝中に亡くなった場合、家族はかかりつけ医に連絡します。医師は原則、患者を診療しないで診断書や検案書を交付することはありませんが、かかりつけ医であれば診療を継続中の患者がその疾患で亡くなった場合には、最後の診療から二十四時間以内であれば例外的に遺体を確認することなく死亡診断書を交付することができます。また、最終診察から二十四時間以上経過している場合には、改めて死後の診察を行い、死亡原因が診察中の疾患に関係するものと判断されれば死亡診断書が交付され、死亡届や通夜の準備を進めることができます。
では、かかりつけ医がいない場合はどうでしょうか。
まずは、救命措置が必要か確認して救急車を呼ぶか、すでに死亡が確認できる場合は、警察に連絡します。警察による事情聴取や現場検証、検視等が行われ、事件性がないと判断されれば死体検案書が交付されます。この場合、警察が来るまで亡くなった人の状態をそのままにしておく必要があります。入浴中の死亡でも、湯船から上げたり、服を着せる等動かしてはいけません。時間もかかりますし不安ですよね。
家族や自分自身のためにもかかりつけ医をもちましょう。
卒業式に想う
三月は卒業式。各学校で卒業式が行われる。私の小学校時代は五十年以上前であり、その記憶は薄らいでいるが、当時御厨小学校は体育館がなかったので三階の六年生の二教室をつないで講堂がつくられた。いすを並べ、入退場の練習、礼の仕方や卒業証書の受け取り方も練習した。卒業式では、君が代斉唱、校歌、仰げば尊しを歌い、蛍の光で送り出された。二クラス六十人程の卒業生と在校生は五年生だけ。それでも掛け合いも賑やかだった気がする。保護者はどこで見ておられたのだろう。
私の子どもたちは、田代小学校を卒業した。平成十年当時は、どの学年も十名程の卒業生であった。体育館の舞台で卒業証書を授与された後、将来の夢を語ってから階段を下りた。みんな大きな声で将来の夢を語った。答辞を読む児童は答辞の練習、送辞を読む児童は送辞の練習、全員で掛け合いの練習は昔と変わらず、校歌のほかにも当時の卒業ソングを日々練習し、本番に備えた。
卒業とは、特別なことではないかもしれない。その時が来たらみんな卒業するのである。でもその答辞や送辞を聞きながら嬉しさ、寂しさ、感謝の気持ちに涙する子どもたちがいた。親もまたしかりで子供たちの成長に感動した。毎日顔を合わせているのに、(いつの間にこんなに大きくなったのだろう!)とか(こんなにしっかりしているなんて!)と改めて我が子への想いを強め、ここまで育ててくれた先生方に感謝をした。それが謝恩会だった。かつては「仰げば尊し」が定番だったが、最近は歌われなくなったようだ。歌詞が難しいことや内容が今の時代にそぐわないとのことらしいが、個人的には心に残る歌である。かつて聞き覚えのある卒業ソングは、「旅立ちの日に」「翼をください」「ありがとう・さようなら」「今日の日はさようなら」など。平成にも令和にも素敵な卒業ソングがたくさんある。
今年の卒業式では、どんな歌が聞けるのだろう。
私の子どもたちは、田代小学校を卒業した。平成十年当時は、どの学年も十名程の卒業生であった。体育館の舞台で卒業証書を授与された後、将来の夢を語ってから階段を下りた。みんな大きな声で将来の夢を語った。答辞を読む児童は答辞の練習、送辞を読む児童は送辞の練習、全員で掛け合いの練習は昔と変わらず、校歌のほかにも当時の卒業ソングを日々練習し、本番に備えた。
卒業とは、特別なことではないかもしれない。その時が来たらみんな卒業するのである。でもその答辞や送辞を聞きながら嬉しさ、寂しさ、感謝の気持ちに涙する子どもたちがいた。親もまたしかりで子供たちの成長に感動した。毎日顔を合わせているのに、(いつの間にこんなに大きくなったのだろう!)とか(こんなにしっかりしているなんて!)と改めて我が子への想いを強め、ここまで育ててくれた先生方に感謝をした。それが謝恩会だった。かつては「仰げば尊し」が定番だったが、最近は歌われなくなったようだ。歌詞が難しいことや内容が今の時代にそぐわないとのことらしいが、個人的には心に残る歌である。かつて聞き覚えのある卒業ソングは、「旅立ちの日に」「翼をください」「ありがとう・さようなら」「今日の日はさようなら」など。平成にも令和にも素敵な卒業ソングがたくさんある。
今年の卒業式では、どんな歌が聞けるのだろう。