2025年01月01日

笑門来福 オフライン版 第38号

 笑門来福 オフライン版 第38号です。
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今日の勉強「2025年問題」について

 2025年問題とは、「団塊の世代」と言われる八百万人全員が今年75歳以上となり、「超高齢化社会」を迎えます。その為、医療、介護、雇用、福祉等に深刻な影響を及ぼし、人材不足や後継者問題、社会保障費の増加等が予測されます。たとえば、高齢者の足として大事なバス、タクシーの運転手が不足し、バス路線の廃止や便数の減少も増えています。建設業や配送業に欠かせない大型トラックの運転手も不足しています。地方では、医師や看護師、介護従事者等も不足しており、介護事業所の廃止も増えてきました。高齢化により医療・介護、年金のニーズが高まり社会保障費は増加しています。
 2025年を乗り越えるために私たちが取り組むことは、「何とかなる」ではなく、「何とかする」ということを意識して問題に向き合うことかもしれません。例えば、多様な働き方への柔軟な対応です。事業者が多様な働き方に対応することで、働き手も雇用者も助かる可能性があります。また、人材不足の解消法として、配膳ロボット、介護ロボット、セルフレジ等DX推進による業務効率化も検討してみましょう。地元業者の廃業にも「後継者が見つからない」という声があります。家業や跡継ぎという考えに固執せず、引き継ぎたいという第三者の声にも耳を傾けてみてはいかがでしょう。
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冬の赤い実

新年 明けましておめでとうございます。
本年も「笑門来福」と社会福祉協議会をどうぞよろしくお願いいたします。

 木枯らしが吹き、赤みを添えていたいろは紅葉とヤマボウシの葉が一気に落葉し、庭全体が槇を中心とした濃い緑色となった。その中で色を添えているのが、赤い実のなるナンテン(南天)、マンリョウ(万両)、センリョウ(千両)などである。
 ナンテンは、縁起物としてお正月には欠かせない花木である。「難を転ずる」に通じることから大切にされ、多くの家でみられるようになった。ナンテンの花言葉は、「私の愛は増すばかり」というそうで、ナンテンは白い花を咲かせた後に、赤い実をつけるため、時の移りにつれて愛情が高まっていくように見えることから、幸せを呼び寄せる花木と言われている。
 ナンテン以外にも、お正月の飾りにセンリョウが使われる。葉の形が小判に似ていることから千両と名付けられた。赤い実がたくさんつくため、昔から縁起が良い木として親しまれている。しかし、千両の上を行くのが万両である。千両よりたくさん実がつく。千両は葉の上に実を付けるため、鳥に食べられやすく、万両は、葉の下に実を付けて垂れ下がり、千両よりも重みがあるといわれる。
 千両、万両の他にも、百両、十両というのもあるのをご存じか! 背が低く、実の付きが少ないからちょっと遠慮して百両、十両と言われるらしい。
 百両は、別名「唐橘(からたちばな)」十両は「藪柑子(やぶこうじ)」と呼ばれている。(ああ!と思った方もおられるか。)
 更に、自宅周辺を歩いてみると、幹に絡むサネカズラやフウトウカズラなどが実をつけていた。普段見ようともしない藪の中にも、可愛らしい姿が隠れている。

 今年の目標は、些細なことに目を向けたいと思います。
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