2024年12月01日

笑門来福 オフライン版 第37号

 笑門来福 オフライン版 第37号です。
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今日の勉強「つなぐBANKまつうら」について

「つなぐBANK」事業とは、フードバンク活動を通じて、家計が厳しく、食生活に影響する可能性があるひとり親家庭の子どもたちに、食を支援するとともに、相談や学習支援を行う活動です。つなぐBANKは、長崎市の「一般社団法人ひとり親家庭福祉会ながさき」が運営しており、各市町はその支部として活動しています。
「フードバンク」とは、安全に食べられる食品なのに、規格に合わない、包装の破損、過剰在庫、印字ミスなど、様々な理由で流通に出せない、販売できない食品(食品ロス)を、企業から寄贈していただき、必要としている方々に無償提供する活動です。農林水産省が公表している令和3年度推計で、食品ロス量は523万トン、このうち事業系食品ロスが279万トン、家庭系食品ロスが244万トンとなっています。全国のフードバンク食品取扱総重量は、令和元年には3,650トンだったのが、令和4年度には10,449トンまで拡大しています。それでも、割合として0.2%程度しか活用できていません。
 つなぐBANK本部を経由して、全国の企業様からご提供いただいている食品数も、昨今の物価高騰により、減少傾向にあります。「つなぐBANKまつうら」の活動にも、つなぐBANK本部をはじめ、市内の企業様、個人様からご寄贈いただき、子育て家庭の皆さんへお渡ししております。本当にありがとうございます。
これからも、「もったいない」を合言葉に、松浦市の食品ロスを減らし、子どもたちのおなかを満腹にしていきましょう。
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年神様(としがみさま)

 早いもので、今年も終わろうとしています。月末には、しめ縄、しめ飾り、門松が立てられ、お正月を迎える準備で大忙しです。どうして、お正月には門松やしめ飾りをするのだろう。その理由、みなさん知ってますか?
 年神様ってご存じですか? 最近は神棚のない家もあるかもしれませんが、神棚の後ろの壁にお札を貼りますよね。向かって右側に年神様である大歳御祖神(オオトシミオヤノカミ)を祀ります。年神様は、新年の幸せをもたらすために、元旦に高い山から下りてこられます。高い山頂で見る初日の出をご来光といい、年神様が降りてこられるのをご降臨というようです。祖先の霊が年神となって子孫繁栄を見守ってくださるのです。年神様に、たくさんの幸せを授けてもらうために大掃除をします。昔はすす払いをしていました。迷わずわが家へ来るために門松を立て、鏡餅を飾ります。鏡餅が年神様のお席のようです。そしておせち料理でもてなすのです。(おせち料理は家族のためではなかったんだ!)お正月は、単に年が改まるだけでなく、全てのものが新しく始まる節目なのです。
 お札といえば、神棚の左側に、大国主大神(オオクニヌシノオオカミ)、事代主大神(コトシロヌシノオオカミ)を祀ります。七福神の大黒様と恵比寿様です。このお二神は親子だそうです。農業・商業・漁業の守護神で、商売繁盛・家内安全・厄除け開運などのご利益があります。もう一つ、火を司る神様、火産霊大神(ホムスビノオオカミ)がおられます。台所に祀られ、かまどの頃には、「くどの神様」と呼んでいました。オール電化の家でも見守っていてください。
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