2024年05月01日

笑門来福 オフライン版 第30号

 笑門来福 オフライン版 第30号です。
30号.png
posted by 松浦市社協会長 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | オフライン版

今日の勉強「日常生活自立支援事業」について

 日常生活自立支援事業とは、あなたの暮らしの「安心」をお手伝いする事業です。毎日の暮らしの中にはいろいろな不安や疑問、判断に迷ってしまうことがたくさんあります。

 例えば、こんな困りごとありませんか。
〇 どうしたら福祉・介護サービスが使えるの。
〇 書類の書き方や手続きが分からない。
〇 預金通帳やお金の出し入れ、送金が出来ない。
〇 預金通帳や大事な書類の保管場所を忘れる。
〇 施設入所中で、支払いや手続きができない。
〇 消費者被害にあっているかも。  など

この事業を使うにはどうしたらいいの?
 相談があれば、社協の「専門員」「生活支援員」が訪問して、お話を伺います。

判断能力はあるけど、入院中で動けない人も使えるの?   
 認知症、知的障害、精神障害等により判断能力が不十分な方が対象になります。

この事業を利用するのに費用はかかるの?
 相談は無料です。サービスの利用手続きや金銭管理等のサービスを利用する際には料金がかかります。

社会福祉協議会では、この事業を使って皆さんが安心に暮らせるようにサポートします。
いつでもご相談ください。
24627494.png
posted by 松浦市社協会長 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の勉強

へぐら

 今年も裏山で筍を掘った。その多くは、猪の食糧になっており、猪様の食べ残しを頂だいている。地面から頭を出しているもの、地面が少し膨らみかけているもの、足でさわりながら見つけ出す。年を重ねるごとに、長靴の底から伝わる感触に敏感になっている。
 掘った筍は、庭先の水道の近くに陣を取る。外側の厚い皮をむき、包丁で二つに割る。根っこ近くの赤いぶつぶつをそぎ落とし、大きさや固さをみながら一定の大きさに整える。釜に入れ、まずは枯れた杉の小枝で火をおこし、その後は裏山から引きずり出してきた枯れた孟宗竹を差し込んで火力を増す。長年の雨ざらしでひびが入っている竹は扱い良いが、「打てば響く」の竹の時は、重たいだけの失敗策となる。
 しばらく燃やすと釜が吹き上がる。そこからしばしの間焚き続ける。釜焚きの番は、実を言うと夫であることが多い。なぜかというと最初の火付けがうまい。小枝を集めて、その下に焚き付け用の紙を入れ火をつける。すぐ大きい薪を入れる私は、すぐに火が消え、最初からやり直し。「まだまだしっかり燃えついてから」と、横から辛抱強く小枝をくべる。火種がしっかりできると、竹でも、木でもすぐに燃えつき、結果、筍が湯がきあがるまで、夫が火の番人となるのである。さました筍はバケツに移し、釜の水を捨てる。このとき、釜のすすがエプロンの裾につく。「あっ、へぐらがついた!」思わず出た。おかしかった。「へぐら」を知ってるとは。ちなみに「へぐら」をネットで引いても出てこない。
 一つだけ、長崎市立図書館にある「長濱の昔はなし」がのっていました。
 むかし、子どもたちは海に泳(およ)ぎに行く時は、かならず家の人に、へぐら(かまど)のすすを、頭の前と後ろに、
 「荒神(こうじん)さんいただいていけー」と言って、つけてもらってから行ったそうです。
 これはすすをつけることで、
かまどの神さん(荒神さん)の目が光って、海のカッパにつれて行かれないようにしたおまじないです。
「長崎市立図書館ホームページ」様の「へぐらのすす」より引用させていただきました。
https://lib.city.nagasaki.nagasaki.jp/itiran/kouyagi/mukashi/na/na03001.htm
593525.png
posted by 松浦市社協会長 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 記事