2022年07月01日

笑門来福 オフライン版 第8号

 笑門来福 オフライン版 第8号です。
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今日の勉強「ダブルケア」について

 ダブルケアとは、自分の子供の子育てと親の介護を一緒に行う状態のことです。
 これまで二〇代から子育てが始まり、四〇代に入ってから親の介護が始まるといったイメージでしたが、近年は、第一子の出産年齢が三〇歳を超えており、四〇代には、仕事のキャリア形成、子育て、親の介護など人生のイベントが、同時期に重なる人が増加しています。
 しかも、ダブルケアの状態は十年以上続く場合もあり、ダブルケアを行う人の精神的な負担は計り知れません。心身のストレスが大きくなると、「介護うつ」などの精神状態になってしまうこともあります。
 対策として、子育てや介護が始まる前に、ダブルケアを想定した話し合いや、経済的な備えをしておくことが大切です。体力的、経済的、そして精神的負担を軽くするためには、介護と育児を共に支援できる地域づくりが必要です。
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いろは四十七音「「いろは歌」

 いろはにほへと ちりぬるをわか……
 たまに聞くと、懐かしいフレーズですよね。このいろは歌は、ひらがな四十七音が、一文字もダブらずに構成されています。手習い歌だと思っていましたが、いろは歌には、深い意味が込められていました。
 皆さんご存じでしたか?(知ってる!すごい!)
 
まず、フレーズの区切りですが…
いろはにほへと ちりぬるを わかよたれそ つねならむ
うゐのおくやま けふこえて あさきゆめみし ゑひもせす

漢字で詠むと…
色は匂へど 散りぬるを 我が世誰ぞ 常ならむ
有為の奥山 今日越えて 浅き夢見じ 酔ひもせず

解釈の一例をご紹介します。こんな意味らしいです。
花が咲いても散ってしまうように、この世に常に変わらない人は誰もいない。
迷いの多い人生という山を今日も乗り越えて、
一時の栄華のような儚い夢に酔わずに生きていこう。

 この四十七音には「ん」は含まれていません。でも最後に「ん」と呼んでいたような・・。
 人生の機微を感じながら、これからの人生に「ん(運)」がつくように頑張ります。いろは歌に寄せ、平安時代から「涼」を届けます。

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