2022年06月01日

笑門来福 オフライン版 第7号

笑門来福 オフライン版 第7号です。
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楽しみながら防災活動

 五月二十九日に松浦市で長崎県総合防災訓練が実施されました。
 自主防災活動は、いつ起こるかわからない災害に対して、住民が主体的に取り組む活動です。しかし、防災活動のマンネリ化も課題となっています。
 そのため、「防災」を冠した訓練行動だけでなく地域の行事や運動会等、地域活動の中に、防災に役立つノウハウを取り込み、楽しく身に付ける工夫をしてみてはいかがでしょう。

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今日の勉強「ヤングケアラー」について

 ヤングケアラーとは、本来大人が担うと想定される家事や家族の世話などを日常的に行っている十八歳未満の子どものことを言います。
 例えば、障がいや病気のある家族に代わり、
@買い物、料理、掃除、洗濯などの家事
A幼い兄弟の世話
B障害や病気のある兄弟の世話や見守り
C目を離せない家族の見守りや声掛け
D家計を支えるための労働
E障害のある家族のための通訳
F慢性的な病気の家族の看病
Gアルコール・ギャンブル問題等を抱える家族への対応 など

 「家のお手伝いを頑張っているよい子」と思われる子どもさんの中には、家族の世話や家事に時間を取られ、学校の宿題ができない、部活動ややりたいことを我慢している、誰にも相談できずにいる場合があるかもしれません。
 あなたの周りに思い当たる子供たちはいませんか。
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「田植え」今昔物語

 田植えの準備が始まった。
 畦草刈りの音、田起こしのトラクターの音があちこちで聞こえる。家々では苗床の準備。方法は家ごとに異なるだろうが、私の家では、土を入れた苗箱を畑に並べ、水、籾、薬剤を順にかけ、最後に土をかぶせる。今は、苗床用の土を購入しており、粒が太くてすぐに箱いっぱいに黒くなるが、かつては、野山に霜降り土を探しに行った。庭先に広げて干し、振るいにかけ、サラサラの土に仕上げて利用した。粒が小さく、すぐに水に溶けるため、いくらかけても籾が隠れなかった記憶がある。覆土がすんだら、あとはトンネルをして終了。1週間もするとトンネルの中は見事な緑の絨毯になる。その後は水をかけながら、田植えまで待機する。
 水溜は、常に人力であった。牛に鋤を引っ張らせ、ハイ(前進)、ドウ(左へ)コシ(右へ)と牛語を操る。苗床の苗を一握りずつ重ねて藁で止め、田植えの始まる田んぼのあちこちに投げ入れる。田植紐の赤い玉を目印に植えるのだが、泥土に足を取られ、危うく倒れそうになる。
 牛の代わりにテーラーが使われだしたのは、昭和三十五年頃だと「ヤンマー」に勤めていた「クボタ」氏から教わった。我が家では、すぐにテーラーを買う余裕もなく、その後もしばらくは牛の世話になった。当時は、どの家にも牛や鶏が飼われていた。近年は、牛糞や鶏糞も店で購入でき、田植え長靴のおかげで泥まみれにならずに済んでいる。
 まさに昔があっての今であり、あらためて先人に感謝。
 今年も豊作でありますように…
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posted by 松浦市社協会長 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 記事