笑門来福 オフライン版 第22号です。
2023年09月01日
今日の勉強「どうする空き家」
両親が亡くなり、実家が空き家になったという話はよく聞きます。相続はしたものの、帰ってきて住むつもりはない。そこで今回は、売却する場合の留意点を挙げてみました。詳しくは、専門家にご相談ください。
家屋を取り壊すと、これまで住宅用地として減税されていた固定資産税が減税されなくなるので事前の確認を!
〇不動産を売却するときには、亡くなった方の名義のままでは売却できません。相続登記を長くせずにいると、相続人が亡くなったり、代襲相続で相続人が増えたりと、権利関係が複雑になる可能性があります。
〇相続により空き家となった家屋を売却する場合に、譲渡所得(売却益)から、3000万円を控除できる特例があります。この特例を使うには、空き家の条件と売却時の条件の両方を満たす必要があります。
〇相続により空き家となった家屋を売却する場合に、譲渡所得(売却益)から、3000万円を控除できる特例があります。この特例を使うには、空き家の条件と売却時の条件の両方を満たす必要があります。
*空き家の条件
・土地と建物をセットで相続していること。
・被相続人が、亡くなる直前まで一人で居住していた。
・昭和56年5月31日以前に建築された建物である。
・マンションでないこと。
・相続から売却まで、ずっと空き家であること。
・土地と建物をセットで相続していること。
・被相続人が、亡くなる直前まで一人で居住していた。
・昭和56年5月31日以前に建築された建物である。
・マンションでないこと。
・相続から売却まで、ずっと空き家であること。
*売却時の条件
・売却金額が1億円以下。
・相続から3年後の年末までに売却すること。
・売却先が親子や夫婦等特別な関係でないこと。
・一定の耐震性があるか、更地にすること。
・2027年12月31日までに売却すること。
・売却金額が1億円以下。
・相続から3年後の年末までに売却すること。
・売却先が親子や夫婦等特別な関係でないこと。
・一定の耐震性があるか、更地にすること。
・2027年12月31日までに売却すること。
家屋を取り壊すと、これまで住宅用地として減税されていた固定資産税が減税されなくなるので事前の確認を!
仏さまのこころ
お盆が過ぎたと思うと、お彼岸がやってきます。六十を過ぎ、今更ではありますが、仏事について「仏さまのこころ」を学んでみたくなりました。
まずはお盆。お盆は、ご先祖さまや亡くなった人たちの霊が家に帰ってくるのを迎えるための儀式。(知ってますね!)精霊棚に菰(こも)のゴザを敷きます。この菰は薬用成分があり、古くから仏事や神事で使用されてきた植物で、お釈迦様が真菰のむしろの上で病人を治療したという言い伝えもあるらしい。菰の上に蓮の葉を載せ、飾り物や供え物、水の子を置く。水の子は、野菜をさいの目に切って、洗ったお米を混ぜて作ります。お盆は、ご先祖様だけでなく、無縁仏や餓鬼(がき、いくら食べても飢えを満たすことができず、あるいは食に触れるとそれが燃え上がり食することができず、土を食い、泥水までも飲む苦厄に苛まれる生前の欲深い者)も集まってくるため、誰でも食べられるように、細かく、水に浮かべて食べやすいように作るのだそうです。
仏教では、死者は香りを食べると考えられています。これを「香食 こうじき」というそうですが、特に四十九日間は香りのみが食べ物で、その間はお腹がすかないように線香を絶やさないようにします。
次にお彼岸。お彼岸は、彼岸(ひがん、ご先祖様のいる世界)と此岸(しがん、私たちが生きている世界)が最も近くなるとされる春分の日、秋分の日を中心に、彼岸の入りからの七日間をいいます。春分の日は、「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」、秋分の日は、「祖先を敬い、なくなった人々を忍ぶ日」とされています。彼岸には、ご先祖様に、まずはありがとうの気持ちを。そして、自身を省みて、「六波羅蜜 ろくはらみつ」という誰にでもできる六つの善行を実行する機会でもあります。六つの善行とは、@布施(ふせ、親切)A自戒(じかい、言行一致)B精進(しょうじん、努力)C忍辱(にんにく、忍耐)D禅定(ぜんじょう、反省)E智慧(ちえ、修養)とされています。
まずはお盆。お盆は、ご先祖さまや亡くなった人たちの霊が家に帰ってくるのを迎えるための儀式。(知ってますね!)精霊棚に菰(こも)のゴザを敷きます。この菰は薬用成分があり、古くから仏事や神事で使用されてきた植物で、お釈迦様が真菰のむしろの上で病人を治療したという言い伝えもあるらしい。菰の上に蓮の葉を載せ、飾り物や供え物、水の子を置く。水の子は、野菜をさいの目に切って、洗ったお米を混ぜて作ります。お盆は、ご先祖様だけでなく、無縁仏や餓鬼(がき、いくら食べても飢えを満たすことができず、あるいは食に触れるとそれが燃え上がり食することができず、土を食い、泥水までも飲む苦厄に苛まれる生前の欲深い者)も集まってくるため、誰でも食べられるように、細かく、水に浮かべて食べやすいように作るのだそうです。
仏教では、死者は香りを食べると考えられています。これを「香食 こうじき」というそうですが、特に四十九日間は香りのみが食べ物で、その間はお腹がすかないように線香を絶やさないようにします。
次にお彼岸。お彼岸は、彼岸(ひがん、ご先祖様のいる世界)と此岸(しがん、私たちが生きている世界)が最も近くなるとされる春分の日、秋分の日を中心に、彼岸の入りからの七日間をいいます。春分の日は、「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」、秋分の日は、「祖先を敬い、なくなった人々を忍ぶ日」とされています。彼岸には、ご先祖様に、まずはありがとうの気持ちを。そして、自身を省みて、「六波羅蜜 ろくはらみつ」という誰にでもできる六つの善行を実行する機会でもあります。六つの善行とは、@布施(ふせ、親切)A自戒(じかい、言行一致)B精進(しょうじん、努力)C忍辱(にんにく、忍耐)D禅定(ぜんじょう、反省)E智慧(ちえ、修養)とされています。
このお彼岸は、自分自身を見つめ直しましょう。
2023年08月01日
今日の勉強「普通ってなに?」
先日、みんなで発達障害について学ぶ機会がありました。
発達障害の子どもたちと関わる中で、子どもたちの生活面や学習面にこんな様子が見られるそうだ。例えば、話を聞くのが苦手、文字を書くのが苦手、計算が苦手、宿題をよく忘れる、ルールが守れない、座っているのが苦手などなど。
大人たちは、その様子を聞きながら、「それ私もある」「私もよく忘れる」「それ、普通にやってる」「私も苦手」などの声が上がった。
そしてみんな思った。
発達障害の人とそうでない人はどこが違うの?
普通ってなに? 普通の基準ってどこにあるの?
発達障害が病気だとしたら、治療やお薬飲むのは普通のこと。
病気の時に周囲のサポートがあるのも普通の事。ならこんなのどう?
記憶できなくて、いつも宿題忘れる人が、ランドセルの内側にメモを貼り付けるようにしたら宿題忘れなくなるかも。
お店で大声出す子も、周りがそっと見守ることで、落ち着くかも。
ルールが守れない子は、やらないんじゃなくて分からないのかも。
いっしょに行動することで決まりが守れるようになるかも。
伝え方はいろいろ。普通でなければならないわけではない。多様性という言葉がある。個性もある。いろんな工夫や考え方をすることで、みんなといっしょに笑い合えれば、それでいいのだと思う。
発達障害の子どもたちと関わる中で、子どもたちの生活面や学習面にこんな様子が見られるそうだ。例えば、話を聞くのが苦手、文字を書くのが苦手、計算が苦手、宿題をよく忘れる、ルールが守れない、座っているのが苦手などなど。
大人たちは、その様子を聞きながら、「それ私もある」「私もよく忘れる」「それ、普通にやってる」「私も苦手」などの声が上がった。
そしてみんな思った。
発達障害の人とそうでない人はどこが違うの?
普通ってなに? 普通の基準ってどこにあるの?
発達障害が病気だとしたら、治療やお薬飲むのは普通のこと。
病気の時に周囲のサポートがあるのも普通の事。ならこんなのどう?
記憶できなくて、いつも宿題忘れる人が、ランドセルの内側にメモを貼り付けるようにしたら宿題忘れなくなるかも。
お店で大声出す子も、周りがそっと見守ることで、落ち着くかも。
ルールが守れない子は、やらないんじゃなくて分からないのかも。
いっしょに行動することで決まりが守れるようになるかも。
伝え方はいろいろ。普通でなければならないわけではない。多様性という言葉がある。個性もある。いろんな工夫や考え方をすることで、みんなといっしょに笑い合えれば、それでいいのだと思う。